2008年総括

通信会社でコンテンツサービスを企画するため、

出向していた状態からの幕開けを迎えた2008年

今年も学ぶ事が多かった。

ブログと SNS の担当をさせていただき、

CGM の領域で活躍すべく日々仲間と「痺れる」毎日を過ごした。

その SNS 運営企業は上場し、景気の悪い中非常に好評版である事は

今となっては遠く離れてしまった私にとっても嬉しいニュースだった。

新年度の始まる4月1日からは子会社に戻り、

プロモーションメディア企画の仕事に従事し、

携帯インターネットを販売促進に生かす方法について

考える日々を過ごしていた。

ブログを担当していた時に、コンテンツマッチ型の広告を

導入する事を企画し、実施した際に、

「私、このたび結婚しました!」

といった記事を書いていた人のブログ記事に、

「離婚するなら」

といった広告が出てしまい、大クレームに繋がってしまった事に、

現在のネット広告の限界を激しく感じたと共に、

ネット広告のあり方を根本的に考えさせられる事となった。

広告が本当の意味で、見ている人の為になるには?

広告がお仕着せではなく、コンテンツの一部となる為には?

広告主にとって有効性の高いメディアとは?

インタラクティブ性のあるメディア、インターネットでは、

それが追及できるべきである。それこそが既存のマスメディア

とは違う点であるべきだ。

「インターネットは人に、より豊かな生活を齎すべき」

という私の先輩の言葉の刷り込みがあったためか、

そう思った私は別の道を探し始めた。

特にアテの無かった私は、これまで世話になったエージェントに

相談を始めて、インターネット外資企業を中心に次の会社を

目当てに話を進めた。

米国の企業で、これから日本に進出するタイミングの企業があれば

ベスト、という風に伝えていた。

いくつか候補は挙がっていたのですが、決め手に欠ける状態で

膠着状態になりつつあった8月

私の先輩は中国系のインターネット検索会社の社長に就任し、

今のうちの CEO が今の会社の CEO への就任のプレスリリースが

発表された。

それを見て、インターネットの業界はまだまだこれから

大きな変化を繰り返す予感がし、私自身も大きな舞台で大きな

役割を果たしたいと改めて覚悟を決めた。

お盆前にうちの CEO から私の携帯に電話があり、

私を CTO に迎えたいとお誘い頂いた。

ここ数年技術から離れて、サービス企画中心で仕事をしてきた

私が今更どれだけの力になれるというのか・・・。

私より適任は探せばいくらでも居る事だろう。

かなりの葛藤があったし、彼にもそういう思いを忌憚なく伝えた。

しかし、私の希望する米国のインターネット企業で、これから

日本に進出するというタイミング。

うちの CEO の期待を上回る仕事が自分にできるだろうか。

いつか私も関西弁で怒鳴られるんだろうな。

そんな事が携帯電話で話を聞きながら頭をよぎる。

しかし、自分が彼の元を離れて培ってきたものも大きいはずだ。

いつかは認めてもらえるよう、いつかは彼を超える積もりで

仕事してきたはずではないか。

思いがけずそれを証明するチャンスが巡って来て、戸惑っている

だけじゃないか。

U.S. とのやり取りも多いし、自分の力を120%出せば、

きっと役に立てるはず。

「頑張らせていただきます」

私はその会話の最後にそう返事をした。

それからというもの、

「一ヶ月後には来い」

「ニヶ月と少しでサービスは開始する」

うちの CEO らしい厳しい要望が続き、私が期待を上回る事を難しくする

いつも応える事すらギリギリできるかどうかのライン

しかし、関係者全員の尽力と、沢山の方々のご協力と、

幸運もあり、これまでは非常に順調にビジネスを開始する事ができ、

今年も無事終わりを迎える事ができました。

本当の勝負はまだまだこれからであり、登山で言うならば、

我々は靴紐を結んで、さあ出発!というタイミングでしか

ありません。

短い濃縮された時間の中で、沢山の方々とお会いさせていただき、

多くのご協力をいただきまして本当に有難うございました。

「ネット広告のあり方を変える」

そんな大胆な課題に向かって、私にできる事は全てやっていこうと

思っております。

皆様、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

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