7人でプレーする野球チームの話

スタートアップ企業の悩みは、慢性的な人不足であり、
今居るメンバーでお互いをカバーしていくより他ない。
それは人数が規定のメンバー数に足りない状態で試合に臨んで
補欠に至るまで優れたプレーヤーの揃った競合チームに勝つことを
目指しているようなものだ。

まるで「がんばれベアーズ」だ。

ただ、スタートアップ企業の場合、
外野に二人しか居ないから、レフトとライトしか居ない。
センターにボールが飛んだら、レフトもライトも知らん顔はできない。
自分が取るべきボールと思って、落下する前に追いつく積もりで
追いかけなければいけない。レフトが取らなかったからと言って、
ライトはレフトを責める事ができない。ライトも同じだけ責任は負って
いるのだ。

ピッチャーは居るが、キャッチャーは居ない。
投げたら自分で取りに行くか、打ち取ることを目的とした球を工夫して投げて、
うまく打ち取るしかない。

そう考えると、スタートアップ企業にマッチする人材というのは、
スキルではなく性格なのかもしれないなぁ、と思う。

・きっちり仕事しないと気が済まない人
・自分がやらないと気が済まない人
・他人のフォローをしないと気が済まない人
・最短距離を走る、最も効率よくやらないと気が済まない人
・やると言ったら、何がなんでもやらないと気が済まない人

などなど。
そして、性格的に逆の人が居ると、スピードが必要不可欠な
スタートアップ企業にとって致命的になる。
例えその人に優れたスキルがあったとしても。

ただ、これも乱世の処世術のような気もしていて、安土桃山時代には
必要な人材かもしれないが、安定した江戸中期には煙たがられる
存在、あるいは危険な存在なのかもなぁ、とも思ったりする。
三国志の末期でも、かつての豪傑が平和が訪れると共に、
不要な存在となっていくように。

結論としては、適材適所ということで。

「諦めるな、一度諦めたらそれが習慣となる。」 出典:がんばれベアーズ

blog comments powered by Disqus