インパール作戦はほんとうに必要かつ可能な作戦であったろうか。
戦局が悪化して物資・兵員の輸送が困難なとき、インパール作戦
は二一号作戦当時よりいっそうむずかしいはずであった。
しかし、このことが、少なくとも第十五軍、方面軍、南方軍の
レベルで真剣に考慮された跡は見られない。
~失敗の本質
日本軍の組織論的研究
中公文庫
一章 失敗の事例研究 インパール作戦 P174 より抜粋~
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5 月 13th, 2009 — 組織論
インパール作戦はほんとうに必要かつ可能な作戦であったろうか。
戦局が悪化して物資・兵員の輸送が困難なとき、インパール作戦
は二一号作戦当時よりいっそうむずかしいはずであった。
しかし、このことが、少なくとも第十五軍、方面軍、南方軍の
レベルで真剣に考慮された跡は見られない。
~失敗の本質
日本軍の組織論的研究
中公文庫
一章 失敗の事例研究 インパール作戦 P174 より抜粋~
4 月 14th, 2009 — 組織論
戦場において、不断の錯誤に直面する戦闘部隊は、
どのようなコンテンジェンシープランをもっているかということ、
ならびにその作戦遂行に際して当初の企画(計画)と
実際のパフォーマンスとのギャップを
どこまで小さくすることができるかということによって、
成否が分かれる。
作戦計画の立案とその達成過程において、
どちらがより錯誤が少ないかということがポイントなのである。
~失敗の本質
日本軍の組織論的研究
中公文庫
一章 失敗の事例研究 ミッドウェー作戦 P97 より抜粋~
4 月 14th, 2009 — 組織論
戦闘は錯誤の連続であり、
より少なく誤りをおかしたほうに
より好ましい帰結(アウトカム)をもらたすといわれる。
戦闘というゲームの参加プレーヤーは、
次の時点で直面する状況を確信をもって予想することができない。
相手がどのような行動に出るか、
それに対してこちらが対応した行動がどのような帰結を
双方にもたらすかを、確実に予測することはできないのである。
このような不確実な状況下では、ゲーム参加プレーヤーは
連続的な錯誤に直面することになる。
~失敗の本質
日本軍の組織論的研究
中公文庫
一章 失敗の事例研究 ミッドウェー作戦 P97 より抜粋~
4 月 14th, 2009 — 組織論
この作戦を展開するためには
時間的にも、空間的にも、また機能的にも
きわめて複雑で多様性に満ちた戦略的対応が要求される。
そのうえ、
個々の戦略的対応がバラバラのものとしてではなく、
有機的な連関をもって、
整合性、一貫性を確保したものでなければ
成功はおぼつかないであろう。
~失敗の本質
日本軍の組織論的研究
中公文庫
一章 失敗の事例研究 レイテ海戦 P215 より抜粋~
4 月 14th, 2009 — 組織論
作戦成功のための第一条件(前提)は、
まず何よりも、作戦目的の明確化であり、
それが作戦参加の主要メンバーによって
共通の認識のもとに共有されていること、
さらに目的遂行のための自己の任務の認識が
正確になされていることが不可欠である。
~失敗の本質
日本軍の組織論的研究
中公文庫
一章 失敗の事例研究 レイテ海戦 P215 より抜粋~