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グラスホッパー

とんでもなく美味しい生ハムがあったり、
寒い冬には体に滲みるビーフシチューがあったり、
常連さんからの美味しい差し入れにありつけたりと、
色々と楽しみの多いバー・サンセット。

そんな数多くの楽しみのうちの一つがこのカクテル。

grasshopper
グラスホッパー
~Hanai 氏@Sunset作~

標準的なレシピはこちら

グリーン・ペパーミント・リキュール
ホワイト・カカオ・リキュール
生クリーム
を 1:1:1 をシェークして、カクテル・グラスで。

ペパーミントのすーっとする感じと、カカオリキュールの香ばしさ、
生クリームが絹のような喉越しに仕上げる。
デザートカクテルとしては、最高峰ではないでしょうか。

もしもサンセットに行く機会があったら、こんな風に注文してみてください。
「Hanai ホッパー」

絶対後悔しません。

モスコー・ミュール

mule
~長瀧氏@Masters作~

今や日本中の居酒屋でも飲める程に一般化しているカクテルの一つ、

モスコー・ミュール

標準的なレシピはこちら
ウォッカ 45ml
ライム・ジュース 15ml
ジンジャーエール 適量
ライム・スライス 1枚

オーソドックスなサービングスタイルはこのように銅のマグに入れるスタイル
との事。それはモスコー・ミュールが発明された逸話から来ているらしい。
ジンジャービアの製造元と、スミノフ(ウォッカ)の製造元と、銅のマグの製造元が
結託して、売上増加施策としてこのモスコー・ミュールを作り、流行らせたというもの。

今となっては、甘いジンジャーエールと、スミノフ以外のウォッカで、タンブラーに
入っていてもモスコー・ミュールと呼ばれるのだろうけれども。

時々は、バーテンダーさんの語る逸話に耳を傾けながら、
オーソドックスに味わいたいものですね☆

ジャック・ローズ

冬のバーにはザクロがある。

グレナデンシロップではなく、ホンモノのザクロを使ったジャック・ローズ

jackrose
~長瀧氏@Masters作~

血のように赤い。

通常のジャック・ローズのレシピはこちら。

カルバドス 36 ml
ライム・ジュース 12 ml
グレナデン・シロップ 12 ml

このグレナデン・シロップをホンモノのザクロジュースに置き換えて作ると
写真のジャック・ローズになる。

飲むのが勿体無い程に、そしてハッとする程に美しい。

Masters ではホンモノのザクロからジュースを作っている。
フレッシュなザクロならではの最高の一杯☆

Old Pal ~旧友

1996年以来、会っていなかった旧友と再会した時の事。

突然で勝手なんだけど、

と前置きをしたうえで、
仕事で東京に来ているから会えないかと思って・・・
と、柄にもなく遠慮気味にメールをよこしてきた。

私は、何時になっても構わないからクライアントとの会合が終わったら連絡をくれと
すぐさま返事をした。

彼の宿泊先が銀座であった事から、私の心は既に再会の場所を定めていた。
「モーリバー」
以外にない。
彼と一緒にオールドパルを飲もう、と思った。

オールドパルはウィスキーベースの男らしくシンプルで真っ直ぐな印象のある
カクテルだ。

oldpal

レシピは
ライ・ウィスキー 20ml
ドライ・ベルモット 20ml
カンパリ 20ml
をステアして、カクテルグラスで。

彼とは大学時代に同じアパートで半年強程一緒に生活をし、
明けても暮れても将来の夢を語ったり、生意気な学生がそうするように、
哲学的な課題に対してあれこれと、答えの無い議論を交わしたものだった。

一旗挙げたら、報告に行く。

と言い合って別れて以来の再会で、お互い報告する事は山程あった。
あまりに多すぎて、むしろ躍起になって報告するよりも、昔のように気ままに
話がしたいとも思った。
ようやく報告のチャンスが巡って来て、念願が叶うかと思うとこれかと、
少し可笑しかったが、そういうものなのかもしれない。

君は覚えているだろうか。

と、この十数年心の中で温めてきた思い出を一つ一つ引き出しから出して
きては、お互いの記憶を確かめあったり、あの時はこんな風に思っていた
んだぜ、と互いを驚かせたり。
そんな事ができるのも過ぎ去った時間の為せる業なのだろう。

あまりに時間が短すぎて、何も伝えられなかったようにも感じる。
一緒に暮らしていた頃は時間が無限にあるように感じていたのに。。。

またいつかどこかで会えると信じて、
二人は笑顔で別れた。

次に会う時にはもっと凄い武勇伝を持ってこい。
俺も用意しておく。

ichigo

アラウンド・ザ・ワールド ~世界を股にかけて

アラウンド・ザ・ワールドは、
ジンベースの夏のカクテルだ。

すっかり冬になった今これを注文するのはいささかおかしいのだが、
どうしても飲んでみたかった。

around_the_world

レシピは
ドライ・ジン 40ml
グリーン・ペパーミント 10ml
パイナップルジュース 10ml
チェリー

をシェークしたものをカクテルグラスで。

ワイン通のうちの CEO、彼と一番最初に会ったのは、約10年前。
私より丁度10歳年上なので、当時は今の私の歳であったわけだ。
今の私の歳でありながら、インターネットポータルサイトの CEO
でビジネスを猛烈な勢いで推進していたと考えると、器の違いを
改めて思い知らされる。

去年の今頃、US の CFO にうちの CEO との出会いについて
聞かれた時に、出会いの説明の流れから、

「丁度10歳年下なので、10年後には彼のようになりたい」

と私の密かな野望を打ち明けると、US の CFO は、少し驚いて、
そして、少しおどけた調子で、

「That’s ambitious」

と言われた事が今でも忘れられない。
さしづめニュアンスを含めて翻訳するならば、

「こりゃまた、大きく出たな(笑)」

というであろうか。
そんなうちの CEO がポータルの CEO を退いてから、なぜうちの会社の
CEO になる決意をしたのか、正直なところ腑に落ちないところがあった。
舞台がえらい小さくなったな、と思ったからだ。

しかし、モバイル戦略の検討を進め、日本国内の展開が開始され、
海外からの期待と注目度が高くなってきた。
インターナショナルの新しい展開における日本への期待が大きい。
なるほど!もっと大きな舞台を最初から見据えていたのかと、
ようやく気付く事ができた。

重要な開発拠点となるインドのオフィス、インターナショナルの戦略
基盤となるイギリスのオフィスを頻繁に訪れ、うちの会社の国際化に
貢献できる。こんなに大きなそして面白みのある舞台は、今の日本国内
を見渡しても、そうそうは無い。うちの CEO と同じ土俵では相手に
ならなくても、別のベクトルへ突き抜けてやろう。そんなやる気に
満ちている。

「ターバン巻いた部下ができるな」

と茶化されそうであるが、既に、インドのDBAとは毎日のように Skype
で話している。10年前には、オラクル本社周辺でインドの方々を沢山
見かけたが、インドの方々は数学に強いらしい事と、データベースに
何かしらの関係があるのかしら。あるんでしょうね。しかし、優秀だ。
アメリカン英語しか聞けない話せない私からすると、インドの英語は
全く何言っているか分からないに近いが、向こうには私が何を言って
いるか分かるらしい。双方向コミュニケーションをしながら、片方しか
理解できないというのも、可笑しな感じだ。

この一年、我武者羅に走ってきた。
でも、次の一年はさらに我武者羅に走るだろう。
うまく行く事も、いかない事も、怒る事も、叱られる事も、
笑う事も、笑われる事も、喜ぶ事も、喜ばれる事も、
うちの CEO と一緒なら、そして、うちの仲間達と一緒なら、
そんなに悪くはないのかもしれないな。

そんなわけで、世界を股にかけて仕事をする覚悟と共に、
アラウンド・ザ・ワールドを飲み干した。