先週日曜日のひと時、米国グラムから来客があり、ホテルオークラにて食事の予定。
食事の計画は、まずアペリティフに何を飲むか考える楽しみから
始まる。
この日のアペリティフには「サムライ」

日本酒ベースの珍しいカクテル。
まぁ、日本酒とレモンジュースとライムという、なんてことするんだ?
と怒られそうな程に珍しいカクテルである。
二杯目は「アメリカーノ」
カンパリの苦みが胃に沁みてきた頃、急にお腹が空いてくる。
軽く食事をした後、「赤のポートワイン」
ワインより甘くて、アルコール度数が少しだけ高い。
油の多い食事だった時は特に良いかもしれない。

同伴者のリクエストにより、キューバのシガーをいただく。
ポートワインとの相性は抜群だ。覚えておこう。
英語ではポートワインとは呼ばずにデザートワインと呼んでた気がする。

なじみのバーではなく、有名なホテルであればこそ、なカクテルを見つけた。
それは、「ブルショット」

ウォッカとビーフブイヨンという、スープのようなカクテルだ。
ブイヨンの旨さが勝負所なわけで、美味しいブイヨンが手に入るオークラならでは
である。注文してから出来上がるまでにゆうに20分はかかるカクテルでもあるため、
ゆっくりした時でないと味わえない。
シメには「バンブー」
ドライシェリー、ドライベルモット、オレンジビターズに、オレンジの皮の香油を
とばしかける。私はこの時のバーテンダーの所作が好きだ。
ドリンクを仕上げる際に、シトラスの皮を両手でつまみ、グラスの手前できゅっと
絞って、香油を飛ばす。
この手のカクテルを鼻先に持ってくると、ふんわりと微かにシトラスの香りがする。
暗くてよくわからないかもしれないが、日本生まれの気の利いたカクテルだ。


