7人でプレーする野球チームの話

blogram

スタートアップ企業の悩みは、慢性的な人不足であり、
今居るメンバーでお互いをカバーしていくより他ない。
それは人数が規定のメンバー数に足りない状態で試合に臨んで
補欠に至るまで優れたプレーヤーの揃った競合チームに勝つことを
目指しているようなものだ。

まるで「がんばれベアーズ」だ。

ただ、スタートアップ企業の場合、
外野に二人しか居ないから、レフトとライトしか居ない。
センターにボールが飛んだら、レフトもライトも知らん顔はできない。
自分が取るべきボールと思って、落下する前に追いつく積もりで
追いかけなければいけない。レフトが取らなかったからと言って、
ライトはレフトを責める事ができない。ライトも同じだけ責任は負って
いるのだ。

ピッチャーは居るが、キャッチャーは居ない。
投げたら自分で取りに行くか、打ち取ることを目的とした球を工夫して投げて、
うまく打ち取るしかない。

そう考えると、スタートアップ企業にマッチする人材というのは、
スキルではなく性格なのかもしれないなぁ、と思う。

・きっちり仕事しないと気が済まない人
・自分がやらないと気が済まない人
・他人のフォローをしないと気が済まない人
・最短距離を走る、最も効率よくやらないと気が済まない人
・やると言ったら、何がなんでもやらないと気が済まない人

などなど。
そして、性格的に逆の人が居ると、スピードが必要不可欠な
スタートアップ企業にとって致命的になる。
例えその人に優れたスキルがあったとしても。

ただ、これも乱世の処世術のような気もしていて、安土桃山時代には
必要な人材かもしれないが、安定した江戸中期には煙たがられる
存在、あるいは危険な存在なのかもなぁ、とも思ったりする。
三国志の末期でも、かつての豪傑が平和が訪れると共に、
不要な存在となっていくように。

結論としては、適材適所ということで。

「諦めるな、一度諦めたらそれが習慣となる。」 出典:がんばれベアーズ

非日常的な日曜日

blogram

先週日曜日のひと時、米国グラムから来客があり、ホテルオークラにて食事の予定。

食事の計画は、まずアペリティフに何を飲むか考える楽しみから
始まる。

この日のアペリティフには「サムライ」

1-samurai

日本酒ベースの珍しいカクテル。
まぁ、日本酒とレモンジュースとライムという、なんてことするんだ?
と怒られそうな程に珍しいカクテルである。

二杯目は「アメリカーノ」
カンパリの苦みが胃に沁みてきた頃、急にお腹が空いてくる。

軽く食事をした後、「赤のポートワイン」
ワインより甘くて、アルコール度数が少しだけ高い。
油の多い食事だった時は特に良いかもしれない。

1-portwine

同伴者のリクエストにより、キューバのシガーをいただく。
ポートワインとの相性は抜群だ。覚えておこう。
英語ではポートワインとは呼ばずにデザートワインと呼んでた気がする。

1-cigar

なじみのバーではなく、有名なホテルであればこそ、なカクテルを見つけた。
それは、「ブルショット」

1-bullshot

ウォッカとビーフブイヨンという、スープのようなカクテルだ。
ブイヨンの旨さが勝負所なわけで、美味しいブイヨンが手に入るオークラならでは
である。注文してから出来上がるまでにゆうに20分はかかるカクテルでもあるため、
ゆっくりした時でないと味わえない。

シメには「バンブー」
ドライシェリー、ドライベルモット、オレンジビターズに、オレンジの皮の香油を
とばしかける。私はこの時のバーテンダーの所作が好きだ。
ドリンクを仕上げる際に、シトラスの皮を両手でつまみ、グラスの手前できゅっと
絞って、香油を飛ばす。
この手のカクテルを鼻先に持ってくると、ふんわりと微かにシトラスの香りがする。

暗くてよくわからないかもしれないが、日本生まれの気の利いたカクテルだ。

1-bamboo

お気に入りのサングラスをなくした日

blogram

かなり気に入っていたサングラスをなくした。

シルバーウィークの前夜の金曜日、渋谷のコレオスに足を向けて
美味しいカクテルをいただいた。

ところで、翌日まず気付いたのは、サングラスが無いこと。
まったく高くついた夜だった。。。

私にとって、妹のような存在の(実の妹とも同い年)元同僚をエスコートして、
コレオスの扉を初めてくぐる。
今年見るのはきっと最後になるであろうモヒート。
ミントとライムがしっかり効いている。
真夏にはたまらない一杯であることだろう。

mojito

会話はもっぱらインターネット最大手企業に勤める彼女の仕事上の悩みを
吹けば飛ぶようなスタートアップ企業に勤める私が聞き役になる構図。
おかしな気分だ。

ジンギスカンの後でもあったので、ポートワインで消化を促進したかったところ
だが、置いてないとの事だったので、私はまずはシェリーを一杯。

sherry

そして、コレオスに行かれた事の無い方で、これから行こうという方であれば是非、
大泉さんのマティーニは一度は体験される事をお勧めする。
マティーニを注文すれば、どんなお客様にも、彼が現れて作ってくれるシステムである
ようだ。

martini

9割9分ジンで、ちょろっとだけ(ホントに数滴)ベルモットを入れている。
「か、かなりドライですね(汗」
と怯む私に、
「飲んでみたらそんな感じはしないよ」
となごやかな笑顔で大泉さん。
初見の私に対して、これだけの余裕を持って相手されるところは、さすがは
年期が入っていらっしゃる。そして、多目のジンはご自分の分も含まれている
という点も。そして、余った分を別のショットグラスに入れながら
「ほら、ぴったり」
と言ってみせるユーモアも可愛らしい。
その後、「じゃ、ごゆっくり」と2杯目のショットグラスと共に去っていった。

ショットグラスにマティーニ。本当に飲める人であれば、キュッと行って、
オリーブをぱくっと行って、ピックをカランとグラスに戻すところであろうと想像するが、
そんなに飲めない私はちびちびやらざるを得ない。

マティーニ以外でお相手をしてくださり、我々のカクテルに対する素人質問に
丁寧に応えてくださった F さんの知識も腕前も確かなもので、楽しいひととき
を演出してくれたし、巨峰を使った季節のオリジナルカクテルも薦めてくれた。

シメの一杯は、妹分の赤いバカルディカクテルに対して、
青いモッキングバードを注文。
テキーラとペパーミント、そしてライムジュースと何とも酸味があり、キリッとした
カクテルだ。

mockingbird

噂に違わぬコレオスのようなバーがあるとは、渋谷をちょっと見直した夜だった。

しかし、サングラスどこで落としたんだろうなぁ。。。

マスターズの N さんがアメリカーノを作ったら

blogram

まぁ、私の性格をご存じの方であれば、見抜いていらっしゃるだろうが、
夜には、マスターズの扉をくぐり、N さんにアメリカーノを作っていただいた。

americano2

意外であったのが、シェークであった点、そして使っていただいたベルモットがこちら

vermouth

ビンテージ物のベルモットだ。高いんじゃないかなぁ・・・。
だからかどうかは分からないが、角がとれて、まろやかなアメリカーノだった。
この血のように鮮やかな色のカクテル。魅惑的である。

この日も「一杯だけ・・・」、と N さんに宣言していたにも関わらず、
2杯目は、食事代わりのブラッディマリーと付け合わせのセロリ

bloodymary

ごちそうさまでした。

そして、シメの3杯目はロブロイを食後酒として。
とてもカクテルらしいカクテルだ。

robroy

横から見るとこんな感じ。

robroy2

なぜか秋には琥珀色の飲み物が合う気がする。
実った稲穂を連想させる。

シルバーウィークのちょっとした贅沢

blogram

シルバーウィーク初日、仕事に出向いた私は、
どうせ職場には一人なんだからと、ランチ前に食前酒と洒落込んでみることにした。

アペリティフには苦みの利いたカンパリが適しているそうな。
そこでこのアメリカーノ

americano

カンパリとスイートベルモットをソーダで割って、レモンピール
素材は全てイタリアだ。

アメリカ人男性を表わすイタリア語、アメリカーノという説と、
(アメリカに移住したイタリア人の事?)
アメール(愛しい人)という意味を表わす言葉が由来であるという説がある。

カンパリの苦みにはいまだに慣れないが、飲んだ後は胃がすっきりして、
確かに食が進むような気がしてくるから不思議だ。

マスターズの N さんが作ったらどうなるんだろうと思わずに居られなかった。

忘れられない一杯になりそうだ。