Myspace に見るソーシャルメディアとインターネット企業の栄枯盛衰

myspace

Myspace の US 国内のリストラクチャリングだけで十分ショッキングであったが、
その数日後海外オフィス(日本を例外とする)のリストラが行われた。

MySpace slashing two-thirds of international staff

口コミが重要な人気商売でもあるソーシャルサービスは、ネガティブなニュースは
そのダメージが倍にも3倍にもなるのではないかと思う。諸刃の剣というところであろうか。
製造業であれば、一度落ち込んでも、また良い製品を開発する事により、
不死鳥のように蘇る事ができるのかもしれないが。
落ち込んでいく人気の中で、ライバルはどんどん成長していっている。
この状況を一体どのようにしてひっくり返そうというのか。
それは可能なのであろうか。あるいは細々と生きながらえていくのか。

レイオフにあった人たち、残された人たち。
オフィスの中で、別れを告げる者、怒りを露わにする者、そんな人々の姿が
想像できる。
2001年に私は某 E@H という会社でレイオフにあった一人だからだ。
幸いにも、私は最後のほうまで残ったので、いろんな人たちが会社を去る姿を
見ることができた。その当時リアルタイムで貴重な体験だと思ったし、今でも
その時の体験は貴重なものだったと反芻する事がある。
データセンターで無数のサーバをラックから取り外す作業を何日にもわたって行った。
積み重なったサーバを台車で運んだ。
オフィスの中では、次は誰か?次は自分かもしれない、という話でもちきりだった。

Myspace はそこまでの状況ではないかもしれないが、昨日一緒にサービスを
盛り上げた仲間が無残にもレイオフされるのである。
冷静でいられるはずがない。

Myspace の従業員は落ち着いて、次なる戦略にリソースと神経を集中させることが
できるのであろうか。

つくづく調子に乗ってはいけないと思う。
したたかに戦い続けるしかないのだという事を再認識する。

ソーシャルメディアをモニタリングする事によるブランド意識調査という手法

PR Newswire 社が、Social Media Metrics というサービスの開始を
発表した。

NEW YORK, June 2 /PRNewswire/ — PR Newswire announced today the launch of Social Media Metrics, a powerful new intelligence tool powered by Sentiment Metrics that enables communications professionals and marketers to monitor, analyze and measure the impact of what is being said about an organization, brand, spokesperson or competitor across the social media landscape.

http://news.prnewswire.com/DisplayReleaseContent.aspx?ACCT=104&STORY=/www/story/06-02-2009/0005037111&EDATE=

一度、どのようなサービスか是非見てみたいものだが、
ブランドについて、ブログやマイクロブログを含めたソーシャルメディア上で、
どのような意見が飛び交っているのかをレポートするサービスであるようだ。

これまで集約する事ができなかった、
「オフラインにある貴重な顧客の意見」
が、ある程度集約可能になるということになる。
この手のサービスの活用により、ブランドは自らのコミュニケーション手法を
効果的に見直す事ができるだろうし、それによってメリットを享受するのは
顧客側である事を考えると、一歩 Better world に近づいたのかもしれない。