US の社員と話をしていると、携帯見せて、と言われる事が多い。
彼らの目にはとてもスタイリッシュに映るようだ。
私の携帯を手に持つ社員が他の社員に向かって、
「見て見て、横に向くよ、コレ!」
と手品でも見せるかのように自慢げ。
ワンセグ見るために横向けるんだよ、と説明すると、
「なに、テレビ見れるのこれ??」
と驚いてくれるのは可笑しい。
Google Phone や iPhone があるのに、日本の携帯に驚いているのが、
奇妙な感じ。
iPhone は世界中どこに持っていっても受け入れられそうなユニバーサルなデザインだけど、
アメリカの他の携帯はイマイチしょぼい。
そのぶん Apple ってすごいなと思う。
さて、前職では携帯電話を使った販売促進のサービス企画をやってましたが、
これがなかなか難しい。
誰もが持ち歩いていて、いつでもどこでもメディアに接触できるから、その利点を最大限に活かした
ビジネスモデルという蜃気楼を追いかけているような気がしていました。
コンビニのビールの陳列棚の前に立っている人に、
今晩のビール/発泡酒は是非コレで!
とシズル感たっぷりのイメージや、壇れいさんが缶を持っていたりするクリエイティブ
なんかが配信された日には、おのずと手の伸びる方向も操作されようというもの。
効果測定こそ難しいものの、そこには届きそうで届かない、最後のひと押しをモノにしたい
という強いニーズはある。
棚の前で捕まえるのが難しいのならば、
ということで、モバイルSuica で電車に乗って家に帰る時のタッチをきっかけに、
「今晩は、コンビニでこれを買って帰りましょう」
というコンシェルジュはどうだろうか。
会社→電車→徒歩→コンビニ→酒陳列棚
というコースを辿るのであれば、会社を出た時にすでに陳列棚に向かっているのであると
解釈できなくもない。
それにメールとして降ってくれば、地下鉄でもなんとかなりそうですし、
帰りの電車の中での暇つぶしにもなる。
そんなに押しつけがましいものにならなくて済む要素はあると思うんですけどね。
サービスとしては面白くても、クライアントとメディアの三つ巴で成立しないと、
なかなか一本のビジネスとしての成立は難しいですかね。
あと、コンビニの訴求なのか、ビールの訴求なのかという点においても・・・。
考えれば考えるほど、難しい話です。
日本の携帯電話には、このように販売促進の領域での活躍が期待されていますね。
ブランディング広告を主としている我々にとっても、興味深い戦況です。

