インターネットの世界は、業界的に若い事もあって、ほとんど全て
が試行錯誤で、非常に混沌としているんですよね。
そのお陰で、レールがひかれてないというか、私みたいに、ガチガチ
に決められたところで仕事してても詰まらん、と思うようなタイプに
は、いい業界だと思います。
これまで、いくつかの会社で勤めてきましたが、一つの会社にずっと
居たわけではないので、どこに居ても
「与えられた環境でベストを尽くす」
事を考えてますね。
配られたカードでポーカーは勝負するわけじゃないですか。
それとか、冷蔵庫の中にある材料で、美味しいものを作ろうとした
りするあの感じかなあ。今あるものを使って、最高の形に仕上げよう、
みたいなね。
理想を言うときりがないでしょう。
本田宗一郎みたいな社長がおって、社員みんなの目がキラキラしてて、
楽しそうな雰囲気で、朝はみんな遅刻せずに来て、そこそこの時間が
来たら帰る。たまには仲間と飲みながら夢を語り合ったりして、熱い
思いに涙しながら、そんなんええなあ~って思いますよ。
でもね、現実はそうはいかんじゃないですか。
どう考えても自分より頭悪くて、仕切りができん社長やったり、
社員はみんな僕は給料もらう為に来てるだけなんで~、て言うてたり、
なんなら仕事も無いのにダラダラ残って残業代だけよ~け貰ってたり
やれ誰はええ、誰はあかんって話ばっかりしててギスギスしてたり、
朝は遅刻し放題やったり、どう考えてもお前が一番仕事してへんやん
って思う奴が一番最初に帰ったり。
そんなんいっぱい見てきましたよ。
でもね、そんなもんなんですよ。現実って。
逆に言うたら、自分の理想に近い点があるならば、それを大切にしな
いかんな~と有難く思えるんです。
「こら、自分には変えられん」
そう思ったならば、転職を考えたらいい。
でも、皮肉にもそれは同時に自分の力の無さも表してしまっているんですね。
好転させるだけの力は無かったという事を、自分自身に認める事にもなりま
すからね。

